SNSで男だと思っていた相手が 不愛想だけど好き放題ヤらせてくれる 背の高い女だった話｜エロ漫画（拳王親衛隊）d_604316

SNSを通じて知り合ったオタク仲間「ちきゅう」と「五郎蔵」。メッセージのやりとりを重ねた末、ついに対面の約束を交わす。待ち合わせ場所に現れたのは、予想を超えるスタイルを持つ女性だった。

人との交流に不慣れなちきゅうは、会話もうまく続かず戸惑いを見せるが、女性の提案によってふたりは落ち着いた場所で再度向き合うことになる。

お互いにとって初めての経験を通じて、不器用ながらも距離を縮めていく二人。徐々に関係が進展する中で、ちきゅうは相手の好意を誤解し、自分本位な感情を暴走させてしまう。

相手への理解を欠いたまま、自己中心的な行動に走ってしまう展開は、物語後半において思わぬ緊張を生む。関係性の変化やすれ違いが、リアルな心理描写とともに描かれていく。

本編44ページ（PDF同梱）。著者：栗原ケンシロウ／発行：拳王親衛隊

SNSという仮想の世界で築かれた関係性が、現実というステージに舞い降りた瞬間──
それは、まさに予測不能のドタバタラブ（？）コメディである。

主人公・ちきゅうがSNSで知り合ったオタ友「五郎蔵」。
日頃からアニメや漫画の話で盛り上がっていた彼との待ち合わせ場所に、姿を現したのは――

背が高い、胸も大きい、オーラも異次元級。
一言で言えば、「なんだこの圧」の塊のような美女。しかも目力がえぐい。

ここでまず、ギャップの破壊力に心を持っていかれる。
画面越しのノリ軽めの五郎蔵とはあまりにもかけ離れたリアルな彼女の姿に、ちきゅうも読者も思考が一時停止。
「え、これって…五郎蔵さん？」と問いかけるちきゅうの気持ち、痛いほど分かる。

そして物語は急転直下。
オタクトークで打ち解けるかと思いきや、彼女から唐突に飛び出す「お願いがあるんです…」の一言。
なんだなんだ、展開早くない！？と内心ツッコミを入れつつも、そこからの流れがリアルに「初心者の不器用さ全開」で、妙にリアリティがあるのがまた面白い。

童貞と処女という設定も、ありがちなテンプレながら、互いにぎこちなくも一歩ずつ距離を詰めていく描写がなんとも人間くさい。
特に、彼女が時折見せる「まんざらでもない表情」に、ちきゅうがどんどん調子に乗っていくくだりは、「あ〜こいつ絶対あとで後悔するやつだ」と察せられる危うさがあって実にスリリング。

そして案の定。
彼女の気持ちをちゃんと受け止める余裕もないまま、ちきゅうは欲望を解放しすぎて暴走モード突入。
“都合のいい女”という危険な認識に酔いしれ、独りよがりな関係を進めていく姿は、ちょっとホラーすら感じる。

ただ、ここまで徹底して“ちきゅう”を情けなく描くことで、「こうはなりたくない」という教訓的メッセージも内包してるのが、この作品の妙な良さ。
タイトルや導入部からは想像できない、ダークな後味が残るところもポイント高い。

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2025年6月時点ではHitomiやhentaiで配信されていないようです。

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