きみの膜を破るのはボクだと思ってた・・3 -再生編-｜エロ漫画（カルムアトモスフィア）d_712258

物語の中心にいるのは 凛 と 雄太郎。
かつて距離ができてしまった2人が、偶然の再会をきっかけに再び関わりを深めていく流れが描かれている。

ただ、凛の身には複雑な事情があり、
夫の残した負債 によって日々の暮らしが追い詰められ、
その無理な支払いが彼女の心身を大きく消耗させていた。

雄太郎はそんな凛を支えたい一心で彼女に寄り添うが、
ある日突然、凛と連絡がつかなくなる。
不安に駆られて彼女の家を訪ねた雄太郎が目にしたのは、
負債に関連する “仕事” を続ける凛の姿だった。

凛は気丈にふるまうが、どこか吹っ切れない表情が続き、
雄太郎は自分の弱さと無力さに強く葛藤する。
それでも彼は、
「彼女を支える力になりたい」
という強い気持ちだけは失わなかった。

いや～～これは感情のジェットコースターすぎて心が落ち着かない…！
凛の表情がどのコマも濃密で、
「強がってるけど限界がにじみ出てる感」がエモすぎる。

雄太郎のほうは、とにかく 不器用で真っすぐ。
見てるこっちが「お前…頑張れ…！」って背中押したくなるやつ。
特に、凛の事情を知ってしまった後の揺れ方がリアルで、
人間臭さが一気に跳ね上がっててめちゃ刺さる。

あと、背景の描写がめちゃくちゃ上手い。
路地の空気感とか、室内の生活感とか、
「二人が背負ってる温度」を感じられて胸がギュッとくる。

凛の笑顔が少しでも増える未来を期待したくなるし、
雄太郎がどこまで踏み込めるのかも気になりすぎて、
次の展開への吸引力がエグい。